こんにちは、コエバコ管理人の伊織です。
今回は厨二病心が熱く燃え上がる、スタイリッシュな現代異能バトル台本をご用意しました!
特務機関に所属する優秀な3人組がある日突然「親友の裏切り」に直面するというシリアスな展開。
後半にかけてのド派手な異能のぶつかり合いと、交錯する想いは必聴です。
配信でリスナーさんを驚かせたい、感情のギャップを演じ分けたい方に超おすすめの作品ですよ!
作品情報
- 人数:3人(男女不問、男性寄りの口調)
- 時間:約10分
- ジャンル:シリアス・ドラマ / 現代異能バトル
- あらすじ:異能特務機関の優秀なチームであるレイ、シオン、カイ。テロリスト鎮圧の任務完了直後、親友であるカイの異能が突然2人に向けられる。日常が崩壊する悲壮な死闘が始まる。
登場人物
- 【レイ】:直情的で熱い性格の実行部隊員。炎を操る異能《発火能力(パイロキネシス)》を持つ。仲間を誰よりも大切にしている。
- 【シオン】:冷静沈着な頭脳派。氷を操る異能《氷結能力(クリオキネシス)》を持ち、状況分析と精密なサポートを得意とする。
- 【カイ】:飄々としたチームのムードメーカー。重力を操る異能《重力操作(グラビティ)》を持つ。実は裏社会と通じている黒幕。
本編
(ト書き:廃工場。激しい戦闘の爪痕が残っている)
【カイ】
「おーい、二人とも! 残党狩り、終わったぜー? そっちはどうよ?」
【レイ】
「ふぅ……こっちも片付いた。ったく、今回のテロリストども、無駄に頑丈で骨が折れたぜ。なあ、シオン?」
【シオン】
「レイ、君が突っ走りすぎるからだ。僕の《氷結の茨(アイヴィー)》で動きを止めるまで待てと、あれほど言ったはずだが?」
【レイ】
「ははっ、悪い悪い。俺の《紅蓮の顎(アギト)》で一気に焼き払った方が早いと思ったんだよ。結果オーライだろ?」
【カイ】
「まあまあ、シオンも怒んなって。レイの火力バカは今に始まったことじゃないしな。それにしても、俺たち特務機関『アビス』の第零小隊にかかれば、どんな凶悪犯もただの雑魚だな!」
【シオン】
「油断は禁物だ、カイ。……とはいえ、これで今回の防衛任務(ミッション)は完了だ。本部に帰還の報告を入れる」
【レイ】
「よっしゃ! 帰ったらラーメン食いに行こうぜ。もちろん、今回はカイのおごりでな!」
【カイ】
「はぁ!? なんで俺が! お前が派手にぶっ壊した機材の始末書、俺が書いてやった恩を忘れたのかよ!」
【レイ】
「ケチケチすんなって! 命預け合ってる親友の頼みだろ?」
【シオン】
「……やれやれ。君たちの会話を聞いていると、さっきまでの血生臭い戦闘が嘘のようだ。まあいい、報告が終わった。撤収しよう」
(ト書き:歩き出すレイとシオン。その後ろを歩くカイの足取りが、ピタリと止まる)
【カイ】
「……なあ、二人とも。楽しかったよな。この小隊(チーム)でバカやってる時間、俺、結構好きだったんだぜ」
【レイ】
「あん? なんだよ急に。気持ち悪いな」
【カイ】
「だからさ……」
(ト書き:空気が急激に重くなる。圧倒的な重圧)
【カイ】
「これでお別れなのが、少しだけ惜しいって話だよ」
(ト書き:ズドン!という轟音。レイとシオンが目に見えない力に押し潰され、地面に叩きつけられる)
【レイ】
「がはっ……!? な、んだ……これ……! 体が、鉛みたいに……!」
【シオン】
「ぐっ……! 重力……の、異常……!? カイ、君の《重力場(グラビティ)》か……!? どういうつもりだ!」
【カイ】
(冷酷な、別人のような声で)
「どういうつもり、か。……ご名答だ、シオン。お前たちの周囲の重力を、通常の五十倍に設定した。動けば全身の骨が砕けるぜ?」
【レイ】
「カイ……何の冗談だ……! ふざけてる場合じゃ……ッ!」
【カイ】
「ふざけてるように見えるか? レイ。……テロリストをあぶり出し、一箇所に集める。そして特務機関の優秀な猟犬であるお前たちを使って、確実に処理する。完璧な台本(シナリオ)だったよ」
【シオン】
「……まさか。今回のテロ騒動……裏で糸を引いていたのは……」
【カイ】
「ああ。俺だ。俺が情報を流し、こいつらを動かした。そしてお前たちという『最強の駒』を使って、不要になった駒を盤上から消し去った」
【レイ】
「嘘だろ……。お前が、黒幕だって言うのかよ! 俺たちを……騙してたのか!?」
【カイ】
「騙す? 違うな。利用しただけだ。この腐りきった特務機関……いや、この国そのものを壊すためにね。上層部は己の保身にしか興味がなく、俺たち異能者はただの使い捨ての道具だ。……そんな理不尽な世界、俺が更地にしてやる」
【シオン】
「……それが、君の『正義』だとでも言うのか。テロリストを操り、無関係な市民を巻き込んでも?」
【カイ】
「犠牲のない変革などない。お前たちのような『機関の犬』には理解できないだろうがな。……すまない、レイ、シオン。俺の計画に、お前たちは邪魔なんだ」
【レイ】
「ふざけるな……ッ! ふざけるなああああっ!!」
(ト書き:レイ、強引に立ち上がろうとする。周囲の空気が高熱で揺らぎ始める)
【レイ】
「俺たちは……親友じゃなかったのかよ! 背中を任せ合って、一緒に笑って……あの日々は、全部嘘だったって言うのか!」
【カイ】
「……」
【レイ】
「答えろよ、カイ!!」
(ト書き:レイの全身から炎が噴き出し、重力場を力技で相殺し始める)
【カイ】
「……熱いな、相変わらず。だが、感情だけで俺の《事象の地平(イベント・ホライズン)》は超えられない!」
【シオン】
「レイ、下がれ! 君一人じゃ無茶だ!」
(ト書き:シオンも氷の壁を生成し、重力の圧迫を防ぎながら立ち上がる)
【シオン】
「……彼の目は本気だ。僕たちをやる気だ。なら、生き残る方法は一つしかない」
【レイ】
「シオン……」
【シオン】
「やるぞ、レイ。かつての親友(ターゲット)を……全力で制圧する」
【カイ】
「いいね、その目。流石は第零小隊だ。……来いよ。俺の理想の前に、お前たちの絆がどれだけ通用するか、試してやる」
(ト書き:激しいバトルの開始。炎と氷、そして重力が激突する)
【レイ】
「おおおおおッ! 消し飛べ!! 《業火(インフェルノ)》!!」
【カイ】
「遅い。重力反発(リペル)!」
(ト書き:カイ、炎を重力で弾き飛ばす)
【シオン】
「ならば、これはどうだ! 《絶対零度(コキュートス)》!」
(ト書き:シオン、カイの足元から巨大な氷柱を発生させる)
【カイ】
「チッ……! シオン、お前の冷静なサポートは厄介だ。まずは、お前からだ!」
(ト書き:カイ、空中に浮かび上がり、シオンに向けて手をかざす)
【カイ】
「潰れろ。《超重力球(ブラックホール)》!」
【シオン】
「くっ……防壁が……保たないッ!」
【レイ】
「シオン! させるかよォォ!!」
(ト書き:レイ、シオンの前に飛び出し、炎の盾を展開する)
【レイ】
「俺を無視すんな、カイ! お前を殴って、その腐った根性叩き直してやる!!」
【カイ】
「吠えるな! 理想なき力に、俺は屈しない! この一撃で終わらせる……! 《虚無の特異点(シンギュラリティ)》!!」
【レイ】
「限界を超えろ……!! 全身全霊、俺の全てを燃やし尽くせッ! 《極大日輪(プロミネンス)》!!」
【シオン】
「レイの炎に、僕の氷結を乗せる……! 熱膨張による水蒸気爆発……いけえええっ!!」
(ト書き:三つの規格外の異能が激突し、廃工場を吹き飛ばすほどの超大爆発が起こる。轟音、そして静寂)
【レイ】
「はぁ……はぁ……はぁ……」
【シオン】
「……レイ、無事か」
【レイ】
「ああ……なんとか、な。……カイは……?」
(ト書き:煙が晴れた先。そこにはカイの姿はなく、彼の身につけていた認識票(ドッグタグ)だけが落ちている)
【シオン】
「……逃げられたか。いや、あの爆発の瞬間に、重力を使って上空へ離脱したんだろう」
【レイ】
「……」
(ト書き:レイ、落ちているカイのドッグタグを拾い上げ、強く握りしめる)
【レイ】
「……あいつ、俺たちに背中を向けやがった。……許さねぇ」
【シオン】
「レイ……」
【レイ】
「ふざけんなよ。こんな結末、俺が認めるか。あいつがどれだけ深い闇に落ちようが、俺が……いや、俺たちが」
【シオン】
「……ああ。僕たちの手で、必ず連れ戻す。……たとえ、次が本当の殺し合いになるとしても」
【レイ】
「待ってろよ、カイ。俺たちの『日常』は、まだ終わっちゃいねえんだからな」
(ト書き:ボロボロの2人が、空を見上げる。不穏な空気の中、暗転)
管理人のワンポイントアドバイス
ここまで読んでいただき、ありがとうございます! この台本を演じる際のコツをアドバイスしますね。
レイ役の方へ
感情のままに動く熱いキャラクターです。
前半は気の良い兄貴分として後半は裏切られた悲しみと怒りを爆発させてください。
最後の「待ってろよ、カイ」は、ただの怒りではなく、「絶対に救い出す」という執念と愛情を込めて、低く力強いトーンで演じるとグッときます!
シオン役の方へ
常に冷静で、レイのストッパー役です。
セリフのテンポは少しゆったりめ、理知的なトーンを意識してください。
カイの裏切りに対して内心では誰よりも動揺しているはずですが、それを表に出さず「生き残るための冷酷な判断」を下す……その葛藤を声の震えや間で表現できると最高です。
カイ役の方へ
この作品のキーパーソンです!
前半は「底抜けに明るく、親しみやすい親友」を120%演じてください。
そして中盤、「これでお別れなのが〜」のセリフから一気に温度を下げ、氷のように冷徹な「黒幕」へと豹変します。
このギャップが激しいほど、リスナーを惹きつけることができます。
狂気というよりは「自分の信念に殉じている」という静かな凄みを出してみてください。
★ここがポイント!
終盤の3人の異能が激突するシーンは、それぞれが持つ「正義」と「想い」のぶつかり合いです!
息継ぎのタイミングや掛け合いのテンポを合わせ、必殺技を叫ぶ時はマイクが割れない程度に(笑)、思い切り厨二病全開で叫んでくださいね。
第1期アニメの最終回のような熱い余韻を残せるよう応援しています!
利用規約
- この台本は、YouTube、配信アプリ(Spoon/IRIAM等)、音声投稿サイト等で無料でご自由にお使いいただけます。
- 使用時のご連絡は不要ですが、概要欄などに「サイト名:コエバコ(voice-scripts.com)」と記載していただけると嬉しいです。
- 商用利用、改変(性別変更や語尾の調整など)もOKですが、自作発言はお控えください。
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