【2人用/ホラー声劇台本】深夜の通話、噛み合わない会話。「ねえ、今どこにいるの?」【意味怖/サイコパス/サスペンス】

こんにちは、コエバコ管理人の伊織です。
今回は深夜帯の配信やTikTok・YouTube Shortsなどの短編動画にぴったりな、2人用のホラードラマをお届けします。
最初はただの仲の良い友達同士の通話ですが…
最後まで聴くと前半のセリフの意味がガラッと変わる「意味怖」仕様になっています。
リスナーさんをゾッとさせたい方は、ぜひ挑戦してみてくださいね!

目次

作品情報

  • 人数:2人(性別不問・同性同士でも演じやすいです)
  • 時間:約2〜3分
  • ジャンル:ホラー・サスペンス・意味がわかると怖い話
  • あらすじ:深夜、家の外に不審者がいると怯えるアオイは、友人のマキに電話をかける。マキは優しく的確なアドバイスでアオイを落ち着かせようとするが、会話は少しずつ噛み合わなくなり……。

登場人物

  • 【アオイ】:深夜、一人で家にいる。外にいる不審者の気配に怯え、マキに助けを求める。
  • 【マキ】:アオイの友人。深夜の電話にも優しく対応し、冷静にアドバイスを送る頼れる存在。

本編

(SE:スマホのコール音)
(SE:通話が繋がる音)

【マキ】
「ん……もしもし? どうしたの、こんな夜中に」

【アオイ】
「あ、ごめん。寝てたよね……あのさ、今、ちょっとだけ電話繋いでてもいいかな」

【マキ】
「うん、いいよ。どうした? 声、震えてるけど」

【アオイ】
「……外に、誰かいるみたいなの」

【マキ】
「え? 不審者ってこと?」

【アオイ】
「わかんない。でも、さっきから家の周りをウロウロ歩く音が聞こえて……。砂利を踏むみたいな音が、ずっと鳴ってるの」

【マキ】
「そっか……それは怖いね。とりあえず落ち着いて。部屋の電気はついてる?」

【アオイ】
「うん。怖くて、全部屋つけっぱなしにしてる」

【マキ】
「ダメだよ、外から中に誰がいるか丸わかりになっちゃう。今すぐ消して。あと、カーテンも隙間なくしっかり閉めてね。……ちゃんと閉めた?」

【アオイ】
「……うん、消した。カーテンも閉めたよ」

【マキ】
「よし、えらい。玄関の鍵もチェーンも、ちゃんと閉まってる?」

【アオイ】
「うん、さっき確認した」

【マキ】
「裏口のドアも? あそこ、ちょっと鍵緩かったよね」

【アオイ】
「えっ……あ、うん。裏口は、夕方閉めたはずだから大丈夫」

【マキ】
「そっか、よかった。大丈夫、私がずっと起きててあげるから。……今、どこにいるの?」

【アオイ】
「寝室。ベッドの中で毛布かぶってる。……ありがとう、声聞いたら少し落ち着いてきた」

【マキ】
「ふふ、ならよかった。もし音が近づいてきたり、ドアノブ回されたりしたら、すぐに警察呼ぶんだよ? わかった?」

【アオイ】
「うん。……あ、待って」

【マキ】
「どうしたの?」

【アオイ】
「また音がした。……さっきより近い。窓の外、すぐそこかも」

【マキ】
「絶対に見ちゃダメだよ。息を潜めてて」

【アオイ】
「ちょっとだけ……カーテンの隙間から見てみる……」

【マキ】
「アオイ、やめなって」

【アオイ】
「……っ! 一瞬だけ見えた。……赤い服、みたいなの着てる……!」

【マキ】
「うーん……赤い服じゃなくて、赤いパーカーだよ」

【アオイ】
「……え?」

【マキ】
「あとね、窓の外じゃなくて、玄関のドアの前ね」

【アオイ】
「……え? は……? なんで、知って……」

【マキ】
「チェーン、本当にかかってるか試してみてもいい?」

(SE:玄関のドアノブがガチャガチャと乱暴に回される音)

【マキ】
「……ほら、開けて?」

(SE:通話が切れる音)


管理人のワンポイントアドバイス

この台本は、いかにリスナーに「ただの親友同士の通話」だと思い込ませるかが勝負です!
違和感を悟られないように演じてみてください。

アオイ役の方へ
最初は本当に怯え切っている様子を表現してください。
声の震えや息を飲む音を入れると臨場感が出ます。
ラストの「え?」は、恐怖よりも「理解が追いつかない」という困惑を強く出すと、その後の絶望感が際立ちます。

マキ役の方へ
前半は「深夜に起こされたけど、友達を心配する優しい人」を完璧に演じ切ってください!
だからこそ終盤の「赤い服じゃなくて〜」からのセリフが怖くなります。
ラストの種明かしの部分はあえて感情を込めず事務的で淡々としたトーンで言うと、サイコパス感が出て鳥肌モノです。

★ここがポイント!
マキの「裏口のドアも? あそこ、ちょっと鍵緩かったよね」というセリフ。
親友なら知っている情報にも思えますが、ラストを知ってから聴き直すと「侵入経路を探っていた」ことがわかります。
この「意味がわかると怖い」伏線を、いかに自然にサラッと言えるかが腕の見せ所ですよ!


利用規約

  • この台本は、YouTube、配信アプリ(Spoon/IRIAM等)、音声投稿サイト等で無料でご自由にお使いいただけます。
  • 使用時のご連絡は不要ですが、概要欄などに「サイト名:コエバコ」と記載していただけると嬉しいです。
  • 商用利用、改変もOKですが、自作発言はお控えください。

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この記事を書いた人

「コエバコ」管理人の伊織(いおり)です。 声劇が大好きで、みんなが気軽に遊べる台本置き場を作りました。 読みやすくて、演じていて楽しくなるような台本を目指して書いています。 練習用にも、配信の企画にも、自由に使ってくださいね。あなたの声で物語が完成するのを楽しみにしています。

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