【2人用/春】ホワイトデーの放課後。あの日貰ったチョコの答え。「3倍じゃ足りないんだけど」【恋愛/青春/甘々】

こんにちは、コエバコ管理人の伊織です。

2月14日のドキドキから一ヶ月。みなさん、心の準備はできていますか?
今回はそんなバレンタインの「続き」を描いたホワイトデーの台本です。

放課後の教室で二人きり。ぶっきらぼうに渡されたお返しに込められた、彼の本当の気持ちとは……?
不器用な二人の甘酸っぱい青春の1ページを演じてみてください!

目次

作品情報

  • 人数:2人(男女推奨、改変可)
  • 時間:約3~4分
  • ジャンル:恋愛・青春・日常
  • あらすじ:ホワイトデーの放課後。呼び出されたヒロインは期待と不安を抱えながら彼を待っていた。彼が渡してきたお返しは予想以上に立派なもので…。

登場人物

  • 【ミナト】:口数は少ないが根は優しい男子。素直になれないツンデレ気質。本当は彼女のことが好きすぎて余裕がない。
  • 【ユイ】:ミナトに片思い中の女子。バレンタインに勇気を出してチョコを渡した。少し天然で心配性。

本編

【ユイ】
(モノローグ)
「3月14日、放課後。
窓から差し込む夕日が、やけに眩しい。
……ミナトくんに『放課後、残ってて』なんて言われたら、期待しちゃうに決まってるよね」

(教室のドアが開く音:ガララ)

【ミナト】
「……わりぃ。待たせた」

【ユイ】
「ううん、全然! 私も今、終わったところだし」

【ミナト】
「そっか。……なら、いいけど」

(少しの沈黙。気まずい空気が流れる)

【ミナト】
「……ほら、手」

【ユイ】
「え? あ、うん」

(カサッ、と紙袋を押し付ける音)

【ミナト】
「これ。……先月の、返し」

【ユイ】
「えっ……これ、私に?
開けてもいい?」

【ミナト】
「……ん」

(ガサゴソと袋を開ける音)

【ユイ】
「わぁ……! これ、駅前の有名なお店のマカロンだ!
すごい、限定の箱に入ってる……」

【ミナト】
「……まあ、たまたま通りかかったから」

【ユイ】
「ありがとう、すごく嬉しい!
でも……こんな高そうなの、もらっていいのかな?」

【ミナト】
「あ?」

【ユイ】
「だってこれ、すごく人気だし、高いよね?
私があげたの、手作りのクッキーだったのに……なんか悪いよ。
もしかして、みんなへの義理チョコのお返し、余っちゃったとか?」

【ミナト】
「……はぁ?」

【ユイ】
「えっ? ち、違うの?」

【ミナト】
「お前……鈍感すぎだろ。
義理への返しに、わざわざ並んでそんなもん買うわけねーだろ」

【ユイ】
「え……並んで、って……」

【ミナト】
「あーもう、うるさい! 言わせんなよ!」

(ミナト、大きくため息をつく)

【ミナト】
「……3倍返し、とか言うだろ」

【ユイ】
「うん……?」

【ミナト】
「正直、3倍じゃ全然足りねぇんだよ」

【ユイ】
「え?」

【ミナト】
「お前がくれたチョコ、すげー嬉しかった。
だから……中途半端なもん返したくなかったんだよ」

【ユイ】
「ミナトくん……」

【ミナト】
(少し照れて早口になる)
「マカロンの意味、知ってるか?」

【ユイ】
「意味? ううん、知らない」

【ミナト】
「……『特別な人』、だってさ」

【ユイ】
「……っ!」

【ミナト】
「だから、その……これからは、俺の恋人として隣にいてください」

【ユイ】
「……はいっ! 喜んで!」

【ミナト】
「……ったく。顔、赤すぎ」

【ユイ】
「ミナトくんだって、耳真っ赤だよ?」

【ミナト】
「……うるせー。ほら、帰るぞ」

(照れ隠しに歩き出すミナト)

【ユイ】
(モノローグ)
「ぶっきらぼうだけど、誰よりも優しい彼。
あの日渡したチョコの答えは、今までで一番甘い、とびきりのプレゼントでした」


管理人のワンポイントアドバイス

甘いですねー!
ニヤニヤしながら書いちゃいました(笑)。
この台本は、バレンタイン台本を演じた後の「続き」として演じるのもおすすめですよ。

ミナト役の方へ
前半は「ぶっきらぼう」を装っていますが、内心はバクバクです。
プレゼントを渡す時の「ほら、手」というセリフは、目を見ずにそっぽを向きながら言うイメージで。
後半、本音を漏らす「3倍じゃ全然足りねぇんだよ」からは、照れを捨てて、男らしく真っ直ぐ伝えてみてください。そのギャップが最大の魅力になります!

ユイ役の方へ
マカロンを見た時の「驚き」と、義理かも?と不安になる「戸惑い」、そして最後の「喜び」。
感情のジェットコースターを素直に表現してください。
特に最後の「はいっ!喜んで!」は、今日一番の笑顔が見えるような、弾む声で演じてみましょう。

★ここがポイント!
ミナトが「マカロンの意味」を伝える前の「……(間)」が超重要です!
ここでしっかりと溜めることで、その後の「特別な人」という言葉の破壊力が増します。
お互いの鼓動が聞こえてくるような、素敵な沈黙を作ってみてくださいね。


利用規約

  • この台本は、YouTube、配信アプリ(Spoon/IRIAM等)、音声投稿サイト等で無料でご自由にお使いいただけます。
  • 使用時のご連絡は不要ですが、概要欄などに「サイト名:コエバコ」と記載していただけると嬉しいです。
  • 商用利用、改変もOKですが、自作発言はお控えください。

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この記事を書いた人

「コエバコ」管理人の伊織(いおり)です。 声劇が大好きで、みんなが気軽に遊べる台本置き場を作りました。 読みやすくて、演じていて楽しくなるような台本を目指して書いています。 練習用にも、配信の企画にも、自由に使ってくださいね。あなたの声で物語が完成するのを楽しみにしています。

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