【2人用/狂気】愛しているから、閉じ込める。「ねえ、君も私と同じこと考えてたんでしょ?」【両ヤンデレ/共依存/サスペンス】

こんにちは、コエバコ管理人の伊織です。
今回はいつもの「ヤンデレ×被害者」という王道パターンを大きく裏切る、一癖も二癖もある台本をご用意しました。
テーマはずばり「両ヤンデレ」!
片方が一方的に愛を押し付けるのではなく、お互いの異常な愛情がぶつかり合うヒリヒリするような心理戦とどんでん返しが魅力です。
リスナーさんを驚かせたい配信者ペアや、感情の振れ幅を試したい演技派の方にぴったりの作品ですよ。
ぜひ、思い切り狂気を爆発させてみてくださいね。

目次

作品情報

  • 人数:2人(性別不問・同性同士でも可)
  • 時間:約3分
  • ジャンル:シリアス・ドラマ / サスペンス
  • あらすじ:地下室で目を覚ましたレイ。目の前には、狂ったように笑いながらナイフを握る恋人・シキの姿が。監禁されたレイは必死に命乞いをするが、実はレイにもある恐ろしい秘密があって……。

登場人物

  • 【レイ】:(A)シキに監禁されてしまう恋人。怯えて命乞いをするが、実はシキへの執着が異常なほど強いサイコパス。
  • 【シキ】:(B)レイを監禁した張本人。レイを誰にも渡さないためなら何でもする、フルスロットルのヤンデレ。

※一人称(私/俺/僕など)や語尾は、演じる方の性別やキャラクターに合わせて自由にアレンジしてください。


本編

(冷たいコンクリートの地下室。レイがゆっくりと目を覚ます)

【レイ】
「……ん……あれ、ここは……?」

(ガチャリと鎖の鳴る音)

【レイ】
「えっ……? うそ、手足が……縛られてる。なにこれ、どういうこと……っ!?」

(暗闇から足音が近づいてくる)

【シキ】
「あ、やっと起きた。おはよう、レイ。昨日は随分ぐっすり眠ってたね」

【レイ】
「シキ……!? どうして……ねえ、これ解いてよ! なんでこんなことするの!?」

【シキ】
(手元のナイフを弄りながら、恍惚とした声で)
「なんでって……決まってるじゃない。レイが外に出たら、また他の奴らが見るでしょ。レイと話すでしょ。……許せないんだよね、そういうの。だから、ずっとここで二人きりで過ごそう? ね?」

【レイ】
「や、やめて……お願いだから! こんなの狂ってるよ! 私たち、ちゃんと話し合えば……!」

【シキ】
「話し合いなんて必要ないよ。だって、こうやって繋いでおけば、レイはもうどこにも行けない。ずっと、ずっと、僕(私)だけのものだ。……ねえ、最高だと思わない? 愛してるよ、レイ」

(シキがナイフの刃先をレイの頬にそっと這わせる)

【レイ】
「ひっ……! いやだ、やめて! 誰か、助けて……っ!」

【シキ】
「無駄だよ。ここは誰も来ない。泣き叫んでも、誰も助けに来てなんてくれない。ふふっ……可愛いな、恐怖に歪んだ顔も。さあ、これからは永遠に一緒だね」

(数秒の沈黙。怯えて震えていたレイの肩が、不自然に揺れ始める)

【レイ】
「……くくっ……」

【シキ】
「……レイ?」

【レイ】
「あはは……あーあ。ほんっと、馬鹿みたい」

(レイの怯えた表情が消え、底知れぬ狂気を孕んだ笑顔に変わる)

【シキ】
「……え? どうしたの、急に笑い出して……」

【レイ】
「だってさぁ。まさか、シキに先越されちゃうなんて思わなかったから。……ねえ、シキ。昨日、私が淹れた紅茶、飲んでくれなかったでしょ?」

【シキ】
「……紅茶? ああ、なんだか少し味が変だったから、残したけど……それがどうしたの?」

【レイ】
「あーあ、やっぱり。あの中に、たっぷり睡眠薬を入れておいたのに。ぐっすり眠ったシキを、私がこの地下室に閉じ込める予定だったのになぁ……残念」

【シキ】
「……は? なにを、言ってるの……?」

【レイ】
「わからない? 私もね、シキを誰にも渡したくなかったの。周りの連中がシキに馴れ馴れしく話しかけるのを見るたびに、吐き気がしてさ。だから、手足を鎖で繋いで、外の光なんて一生見えないようにして……私なしじゃ生きていけないように、ぐちゃぐちゃに壊してあげるつもりだったの」

【シキ】
「レイ……君、もしかして……」

【レイ】
(恍惚とした表情で)
「ふふっ。ねえ、シキも私と同じこと、考えてたんでしょ? やっぱり私たち、最高に気が合うね」

【シキ】
(呆然とした後、歓喜に震える声で)
「……あはは! そっか……そういうことだったんだ。レイも、僕(私)と同じ……!」

【レイ】
「そうだよ。だからさ、早くそのナイフで私を傷つけて? お互いのこと、とことんまで痛めつけて、壊し合おうよ」

【シキ】
「……ああ、最高だよレイ! やっぱり僕たち、運命だ!!」

【レイ】
「ふふっ、愛してるよ、シキ……」

【シキ】
「僕(私)も……愛してる、レイ……!」

(同時に、狂ったような笑い声を上げる)

【レイ・シキ】
(※クロストークで)
「あははははは!!」
「ふふっ、あははははは!!」

(笑い声が地下室に響き渡る中、フェードアウト)


管理人のワンポイントアドバイス

この台本は「中盤のひっくり返し」が命です!リスナーを「えっ!?」と驚かせる快感をぜひ味わってください。

レイ役の方へ
前半は「可哀想な被害者」を全力で演じてください。
息遣いや震える声で、しっかりシキの狂気を引き立てます。
そして中盤、「……くくっ……」と笑い出すところからが一世一代の見せ場!スイッチをバチッと切り替えて、シキ以上のサイコパスっぷりを笑顔で語ってみてください。
声のトーンを不自然なほど明るく、甘くすると狂気が増しますよ。

シキ役の方へ
前半は独りよがりで、相手の感情を一切無視した「自分に酔っている」ヤンデレを演じてください。
ナイフの冷たさを感じさせるような、ねっとりとした喋り方がおすすめです。
後半、レイの正体に気づいた時の「戸惑い」から「歓喜」へのグラデーションを丁寧に演じると、ラストのカオスな空気がより際立ちます。

★ここがポイント!
最後の笑い声が被る部分(クロストーク)は、お互いの息を合わせて、最高に狂った空間を作り上げてください。
レイは「計画がバレたけど嬉しい」という甘い笑い、シキは「自分と同じ異常者だった」という歓喜の高笑い。少し長めに笑い続けると、余韻が不気味に残って素晴らしいエンディングになりますよ!


利用規約

  • この台本は、YouTube、配信アプリ(Spoon/IRIAM等)、音声投稿サイト等で無料でご自由にお使いいただけます。
  • 使用時のご連絡は不要ですが、概要欄などに「サイト名:コエバコ」と記載していただけると嬉しいです。
  • 商用利用、改変もOKですが、自作発言はお控えください。

他にもシリアス・ドラマ系の台本をお探しの方はぜひこちらもチェックしてみてください!

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この記事を書いた人

「コエバコ」管理人の伊織(いおり)です。 声劇が大好きで、みんなが気軽に遊べる台本置き場を作りました。 読みやすくて、演じていて楽しくなるような台本を目指して書いています。 練習用にも、配信の企画にも、自由に使ってくださいね。あなたの声で物語が完成するのを楽しみにしています。

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