【2人用声劇台本】春の出会い・初対面コラボに!桜の木の下、君と目が合った。「……あの、ここ私の特等席なんですけど」【ほのぼの/青春】

こんにちは、コエバコ管理人の伊織です。
出会いの季節である「春」にぴったりな、2人用のほのぼのショート台本をお届けします!
初めてコラボ配信をするお二人や、お互いの距離感を少しずつ縮めていくような掛け合いを楽しみたい方に特におすすめです。
リスナーさんも思わずほっこりするような、爽やかな出会いを演じてみてくださいね。

目次

作品情報

  • 人数:2人(男女不問。一人称は演者に合わせて自由に変更OKです)
  • 時間:約3分
  • ジャンル:ほのぼの・青春
  • あらすじ:春の公園。桜の木の下で昼寝をしようとしたアサヒだが、そこには見知らぬ先客ミナトの姿が。
    特等席を巡る小さな口論から始まる、新しい季節の出会いの物語。

登場人物

  • 【アサヒ】:少しマイペース。春の陽気に誘われて、お気に入りの場所でお昼寝しようとしていた。
  • 【ミナト】:少し負けず嫌い。偶然見つけた見晴らしのいい桜の木の下で、のんびり読書をしていた。

本編

(BGM:アコースティックギターの温かく穏やかな曲)
(SE:チュンチュン……と遠くで鳥のさえずり)

【アサヒ】
「(伸びをしながら)ん〜! 今日はぽかぽかしてて最高。絶好のお昼寝日和だなあ。いつもの桜の木の下で……って、あれ?」

【ミナト】
「(本をめくる音)……」

【アサヒ】
「(近づいて)……あの、すみません」

【ミナト】
「ん? はい。何か?」

【アサヒ】
「……そこ、私の特等席なんですけど」

【ミナト】
「え? 特等席って……ここはみんなの公園ですよね?」

【アサヒ】
「そうなんですけど、いつもそこでお昼寝してて。だから、できれば譲ってほしいなって」

【ミナト】
「いや、私が先に来たんですから、早い者勝ちじゃないですか?」

【アサヒ】
「む……。まあ、理屈はそうですけど」

【ミナト】
「だいたい、こんな見晴らしのいい場所、独り占めしようだなんて欲張りですよ」

【アサヒ】
「そっちこそ、そんな難しそうな本、外で読まなくてもいいじゃないですか。……何読んでるんですか?」

【ミナト】
「これ? これはミステリー小説ですけど。別に外で読んだっていいでしょ」

【アサヒ】
「ふーん。……あっ、それ! もしかして『〇〇』の最新刊?」

【ミナト】
「えっ、知ってるんですか?」

【アサヒ】
「知ってるも何も、大ファンですよ! そっか、発売日昨日でしたね」

【ミナト】
「……意外。お昼寝しか興味ないような顔してるのに」

【アサヒ】
「どんな顔ですか、それ。……で、面白いですか? その本」

【ミナト】
「まだ序盤ですけど、かなり。……あの、まさかネタバレとかしないですよね?」

【アサヒ】
「しませんよ! 私も後で買いに行くつもりなんだから」

【ミナト】
「ふふ、ならいいですけど」

(SE:ビューオオオ!と春一番の強い風が吹く)

【ミナト】
「わっ! ちょっと、帽子が……!」

【アサヒ】
「おっと!(キャッチする息遣い)……はい、ナイスキャッチ」

【ミナト】
「あっ……ありがとうございます。飛んでいくかと思いました」

【アサヒ】
「いえいえ。……春一番ですかね。けっこう強い風」

【ミナト】
「……ですね」

(少しの沈黙の後、お互いに顔を見合わせて)

【アサヒ】
「ふふっ」

【ミナト】
「あはは……なんか、急に大きな声出しちゃって恥ずかしいです」

【アサヒ】
「私の方こそ、急に特等席だなんて言ってごめんなさい。大人気なかった」

【ミナト】
「……半分、場所空けてあげますよ。特等席」

【アサヒ】
「え? いいの?」

【ミナト】
「うん。一緒にいれば、ネタバレされないか監視もできるし」

【アサヒ】
「なにそれ(笑)。……ありがと」

【ミナト】
「私はミナト。よろしく」

【アサヒ】
「アサヒです。……それじゃ、お言葉に甘えて」

(BGM:少しだけボリュームが上がり、明るくフェードアウト)


管理人のワンポイントアドバイス

お疲れ様でした! 初対面から少しずつ心の距離が近づいていく、春らしい爽やかな台本です。
この台本を演じる際のコツをアドバイスしますね。

アサヒ役の方へ
最初は「自分の場所を取られた!」という少しムッとした感情から入りますが、決して怒っているわけではなく、あくまでマイペースさを意識してください。
相手の本に気づいた瞬間にパッと声のトーンを明るくして、オタク特有の「前のめり感」を出すと可愛らしいですよ!

ミナト役の方へ
序盤は「急に話しかけられて警戒している」「論理的に言い返す」という少し硬い態度で演じてみてください。
帽子を拾ってもらったことをきっかけに、スッと肩の力が抜けて声が優しくなる「ギャップ」を意識すると、アサヒとの距離が縮まったことがリスナーさんにもしっかり伝わります。

★ここがポイント!
一番の肝は、帽子を拾った後の「沈黙から笑い合うまでの間(ま)」です!
すぐにセリフを被せるのではなく、風が止んで、お互いに見つめ合い、さっきまでのムキになっていた自分たちがおかしくなって吹き出してしまう…その空気感を二人で息を合わせて作ってみてください。
後半にかけて敬語から自然とタメ口に変わっていくグラデーションも楽しんでくださいね!


利用規約

  • この台本は、YouTube、配信アプリ(Spoon/IRIAM等)、音声投稿サイト等で無料でご自由にお使いいただけます。
  • 使用時のご連絡は不要ですが、概要欄などに「サイト名:コエバコ(voice-scripts.com)」と記載していただけると嬉しいです。
  • 商用利用、一人称や語尾の改変もOKですが、自作発言はお控えください。

他にも恋愛・ラブコメ系の台本をお探しの方はぜひこちらもチェックしてみてください!

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この記事を書いた人

「コエバコ」管理人の伊織(いおり)です。 声劇が大好きで、みんなが気軽に遊べる台本置き場を作りました。 読みやすくて、演じていて楽しくなるような台本を目指して書いています。 練習用にも、配信の企画にも、自由に使ってくださいね。あなたの声で物語が完成するのを楽しみにしています。

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