【5人用/性別不問】勇者パーティー、魔王城の扉の前で大喧嘩。「ねぇ、誰かポーション飲んだ?」【ファンタジー/ギャグ/アドリブ歓迎】

こんにちは、コエバコ管理人の伊織です。
今回は5人コラボや周年記念配信の台本探しで「誰かが空気になっちゃうかも……」とお悩みの幹事さん、必見です!
ファンタジーの世界を舞台に、ラスボス戦の直前でパーティーの不満が大爆発するドタバタコメディをご用意しました。
全員のセリフ量をなるべく均等にし、どこからでもツッコミやアドリブを入れられる「わちゃわちゃ感」満載の台本です。
気心知れたお仲間と思い切り楽しんで演じてみてくださいね!

目次

作品情報

  • 人数:5人(性別不問。※1名が魔王の声を兼ね役)
  • 時間:約5〜7分(アドリブの長さによって変動)
  • ジャンル:ファンタジー・コメディ
  • あらすじ:魔王城の最奥部、いざ決戦!というタイミングで僧侶が「MP回復アイテムを家に忘れた」と告白。
    それを皮切りに道中の不満が次々と爆発し、パーティーは崩壊の危機に!?

登場人物

  • 【ユーシャ】:自称リーダー。カッコつけたがりだが、実は一番器が小さくてセコい。
  • 【センシ】:物理攻撃の要。脳筋で声がでかいが、意外と被害者体質。
  • 【マホウ】:超高火力アタッカー。味方の巻き添えを一切気にしない自己中心的な性格。
  • 【ソウリョ】:回復役。超マイペース。悪びれずに爆弾発言を投下する。
  • 【トウゾク】:パーティーのまとめ役・ツッコミ担当の苦労人。(※終盤の魔王の声も担当)

本編

(重々しいBGMが流れているのを想像して)

【ユーシャ】
「……ついに、ここまで来たな。この重厚な扉の向こうに、諸悪の根源である魔王がいる」

【センシ】
「ああ。長かったぜ……。俺のこの大剣が、魔王の血をすすりたくて疼いてやがる」

【マホウ】
「ふふっ。私の最強の爆裂魔法で、魔王城ごと黒焦げにしてあげるわ」

【トウゾク】
「おいおい、城ごとやったら俺たちも巻き込まれるだろ。……ま、とにかくいざ決戦ってわけだ。気合い入れてこうぜ」

【ユーシャ】
「皆、準備はいいか? 武器の構えよし、魔力よし! 行くぞ、魔王討伐――」

【ソウリョ】
「あ、ごめん。ちょっと待って」

【ユーシャ】
「ずっこけっ!? ……おいソウリョ、なんだよこんな大事な時に!」

【ソウリョ】
「いやー、あのさ。本当に申し訳ないんだけど……MP回復アイテム、家に忘れたわ」

(全員、数秒の沈黙)

【マホウ】
「……は? え、待って。それってどういうこと?」

【ソウリョ】
「だから、私の今のMP、さっきの雑魚戦で使い切っちゃってスッカラカンなの。回復魔法、一回も撃てない」

【センシ】
「おいふざけんな!! お前が回復してくれないと、俺が最前線で魔王の攻撃全部食らうことになるじゃねえか!」

【マホウ】
「ていうか、MP回復アイテムがないなら、私も最強魔法撃てないじゃない! 役立たず!」

【センシ】
「お前は撃たなくていいよ! いつも俺ごと魔法で焼きやがって! さっきの戦闘でも俺の背中ちょっと焦げたんだぞ!」

【マホウ】
「あれはセンシの避け方が悪いのよ! だいたいアンタの剣、デカすぎて超邪魔なんだよ! 狭いダンジョンで振り回すな!」

【トウゾク】
「(※ここは自由に被せてOK)おいおい、お前らやめろって! 魔王の扉の前で身内揉めしてる場合かよ! ここまで来たんだから協力しようぜ!」

【ソウリョ】
「そうそう、トウゾクの言う通りだよ。トウゾクだってさっき、宝箱のトラップ解除失敗して、私たち全員に毒ガス浴びせたしね。お互い様だよ」

【トウゾク】
「おいソウリョ! それは今言うなよ! ていうか、その毒の解毒サボって自分のHPだけ回復してたのお前だろうが!」

【マホウ】
「そうだそうだ! 思い出したら腹立ってきた!」

【センシ】
「俺なんて毒食らったまま走らされたんだぞ!」

【ユーシャ】
「(※ここは自由に被せてOK)ええい、やめろやめろーっ!! お前ら、いい加減にしろ!!」

(ユーシャの一喝で、静まり返る)

【ユーシャ】
「……魔王の扉の真ん前だぞ!? 勇者である俺の顔に泥を塗る気か! 少しは俺の背中を見て、崇高な使命を思い出せ!」

【マホウ】
「……ねぇ、ユーシャ。ずっと言おうと思ってたんだけどさ」

【ユーシャ】
「な、なんだよ。俺の勇姿に惚れ直したか?」

【マホウ】
「昨日の宿屋の代金、私の財布から勝手に抜いたでしょ」

【ユーシャ】
「……え?」

【センシ】
「あ! そういえば、俺の鞄に入ってた高級ポーションも一本無くなってたんだが……まさか、お前か!?」

【ユーシャ】
「い、いや! それは、ほら、リーダーの特権というか、今後の戦略のための投資というか……!」

【トウゾク】
「おいおい……お前、戦闘中も一番後ろでこそこそ隠れて、俺たちに戦わせてたよな?」

【ソウリョ】
「宝箱開ける時だけ一番前に来るよね、ユーシャ」

【ユーシャ】
「ち、違う! 俺は全体を俯瞰して指揮を執ってだな……!」

【センシ】
「このセコ勇者が!! 俺のポーション返せ!!」

【マホウ】
「私のお金も返しなさいよ!!」

(※ここから4人でユーシャに詰め寄る。アドリブで文句を言ってOK)
【トウゾク】 「リーダーぶってんじゃねえぞ!」
【ソウリョ】 「ユーシャのくせに最低ー」
【センシ】 「ボコボコにしてやる!」
【マホウ】 「燃やすわよ!」

【ユーシャ】
「やめろ! 押すな! 痛い痛い! 剣の柄で殴るな!!」

(ガチャッ……と、重い扉が少し開く音)

【魔王(トウゾク兼ね役)】
「…………あのぉ」

【全員】
「「「「「あ?」」」」」

【魔王(トウゾク兼ね役)】
「あ、すみません……魔王です。ずっと扉の向こうで待ってたんですけど……その、準備、まだかかりそうですか……? なんか盛り上がってるところ申し訳ないんですが……」

【ユーシャ】
「……うるさい!! 今こっちは揉めてんだよ!!」

【センシ】
「空気読めよ魔王!!」

【マホウ】
「ちょっと待ってなさいよ!!」

【ソウリョ】
「デリカシーないなぁもう!!」

【魔王(トウゾク兼ね役)】
「えぇ!? なんで私が怒られてるの!?」

【ユーシャ】
「……おいお前ら、なんか腹立ってきたな」

【センシ】
「ああ、同感だ」

【マホウ】
「とりあえず、あの魔王をボコボコにしてストレス発散しましょうか」

【ソウリョ】
「いいね、そうしよう!」

【魔王(トウゾク兼ね役)】
「理不尽!! ちょっと、やめ、来ないで!!」

【ユーシャ】
「いくぞお前ら!! 八つ当たりだ!!」

【全員】
「「「「おおーーっ!!!」」」」

(ドタバタと魔王城に突撃していく足音)


管理のワンポイントアドバイス

お疲れ様でした! 5人でワイワイ言い合いながら、楽しんでいただけましたか?
この台本を演じる際のコツをアドバイスしますね!

ユーシャ役の方へ
最初は「選ばれし者」感を出してカッコよく決めてください。
後半でセコさがバレてからの落差が激しいほど面白いです!
詰め寄られるシーンは情けなく悲鳴を上げるのがコツです。

センシ役の方へ
声のボリュームは常に大きめで!
脳筋だけど「背中が焦げた」「毒のまま走らされた」など、不憫な目に遭っている面白さを意識してツッコミを入れてみてください。

マホウ役の方へ
プライドが高く、自分の魔法に絶対の自信を持っているキャラクターです。
センシとの口喧嘩は一歩も引かない気の強さを前面に出して、テンポよく言い返しましょう!

ソウリョ役の方へ
一番のトラブルメーカーですが、本人は全く悪びれていません(笑)。
周りがどれだけ怒っていても常にマイペースで、どこかふわふわしたトーンを保つと良いスパイスになります。

トウゾク(&魔王)役の方へ
パーティー唯一の常識人…と思いきや、実はやらかしているという役どころ。
ツッコミはキレよく!
終盤の魔王役は、トウゾクとは声色を変えて「気弱で低姿勢なラスボス」を演じるとギャップが出ますよ。

★ここがポイント!
全員で言い争うシーン(ト書きで「自由に被せてOK」とある部分)は、台本通りにきっちり喋らなくても大丈夫です!
「ええい、やめろ!」というユーシャのセリフが出るまで、アドリブで思い切り相手を責め立てて、カオスな空間を作ってください。
息を合わせて「わちゃわちゃ感」を楽しんでくださいね!


利用規約

  • この台本は、YouTube、配信アプリ(Spoon/IRIAM等)、音声投稿サイト等で無料でご自由にお使いいただけます。
  • 使用時のご連絡は不要ですが、概要欄などに「サイト名:コエバコ」と記載していただけると嬉しいです。
  • 商用利用、改変もOKですが、自作発言はお控えください。

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この記事を書いた人

「コエバコ」管理人の伊織(いおり)です。 声劇が大好きで、みんなが気軽に遊べる台本置き場を作りました。 読みやすくて、演じていて楽しくなるような台本を目指して書いています。 練習用にも、配信の企画にも、自由に使ってくださいね。あなたの声で物語が完成するのを楽しみにしています。

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