【2人用/異世界】婚約破棄された悪役令嬢ですが、王子(バカ)の心が読めるので余裕ですわ!【コメディ/ラブコメ/ギャグ】

こんにちは、コエバコ管理人の伊織です。
今回は、大人気の「悪役令嬢モノ」をテーマにした、痛快ラブコメディです。
婚約破棄を突きつけられたセシリアですが、実は王子の心の声が聞こえていて……?
「カッコいい王子」と「情けない王子」の演じ分けが楽しい、2人用の異世界ギャグ台本です!

目次

作品情報

  • 人数:2人(男性1・女性1 ※性別不問で演じても面白いです)
  • 時間:約3〜4分
  • ジャンル:異世界ファンタジー / ラブコメ / ギャグ
  • あらすじ:舞踏会で王子から婚約破棄を言い渡された悪役令嬢セシリア。絶体絶命かと思いきや、なぜか王子の「心の声」が丸聞こえで……?

登場人物

  • エドワード:国の第一王子。セシリアのことが好きすぎて拗らせている。「威厳のある表の声」と「情けない心の声」の演じ分けが重要。
  • セシリア:公爵令嬢(悪役令嬢)。高飛車でクールだが、実は常識人。突然聞こえてきた心の声に冷静にツッコミを入れる。

本編

エドワード
(大勢の前で宣言するように、高らかに)
「セシリア・フォン・ローゼンバーグ!
貴様との婚約は、この瞬間をもって破棄する!!」

セシリア
(扇子を仰ぎながら、あくまで冷静に)
「……あら。藪から棒に何を言い出しますの? エドワード殿下」

エドワード
「とぼけるな! 貴様がヒロインの男爵令嬢……マリアに行った数々の嫌がらせ、知らぬとは言わせんぞ!」

セシリア
「嫌がらせ? 私はただ、将来王族になる者として相応しいマナーを、少々厳しく指導しただけですわ」

エドワード
「それを世間では『いじめ』と言うのだ!
これ以上、貴様のような冷酷な女を妻にしておくわけにはいかん!」

エドワード(心の声)
(モノローグ・早口で必死に)
『……って言うから! 頼むセシリア! ここで泣いてくれ!
「そんな、ひどいですわ殿下!」って泣き崩れてくれよぉぉ!!
そうしたら僕が「……だが、反省しているなら許してやらんこともない」って言って、君を優しく抱きしめる準備はできてるんだーーっ!!』

セシリア
「…………は?」

エドワード
「……ん? なんだその顔は。
自分の罪を突きつけられて、言葉も出ないか!」

エドワード(心の声)
『違う違う違う! なんで真顔!? なんでゴミを見るような目で僕を見てるの!?
ああっ、でもその冷ややかな視線もゾクゾクして最高だ……!
いや待て、今はシナリオ通りに進めてくれ! 僕の計算では、ここで君が涙を見せて、僕の好感度が爆上がりするはずなんだよぉ!』

セシリア
(ため息交じりに)
「……殿下。お言葉ですが、わたくしに非はありません。
それに、その程度のことで婚約破棄だなんて、あまりに短絡的すぎましてよ?」

エドワード
「うるさい黙れ!
大体貴様はいつもそうだ! 僕に対して可愛げのかけらもない!
もっとこう、素直に甘えたらどうなんだ!」

エドワード(心の声)
『嘘です! そのままでいいです!
高潔で孤高な君が大好きだーー!!
でもたまには「エド様ぁ♡」とか言って腕に絡みついてきてほしい願望も捨てきれない!
くそっ、どっちのセシリアも捨てがたいが、とりあえず今は泣いて! 僕の胸で!』

セシリア
(呆れて)
「……殿下の性癖……いえ、お考えはよく分かりましたわ」

エドワード
「ふん、やっと理解したか。
ならば、今すぐここで謝罪し、改心すると誓え!」

セシリア
「いいえ。
そこまでおっしゃるなら、喜んで婚約破棄をお受けいたしますわ」

エドワード
「……は?」

セシリア
「わたくし、愛のない結婚など御免ですの。
では、これにて失礼いたします」

(セシリア、ドレスを翻してスタスタと歩き出す)

エドワード
「えっ、ちょ、待っ……ええええ!?」

エドワード(心の声)
『ぎゃああああ! 待って待って待って!!
受け入れないで! 喜ばないで!
愛ならあるよ! むしろ溢れすぎて溺れそうだよ!!
シナリオ崩壊してるって! バッドエンド直行ルートだってば!!』

セシリア
「さようなら、殿下。
せいぜい、可愛げのあるマリアさんとお幸せに」

エドワード
「まっ、待てと言っているだろう!!」

(エドワード、なりふり構わずセシリアの足にしがみつく)

エドワード
(完全にキャラ崩壊して泣き声で)
「すいませんでしたぁぁぁ!!
調子乗りました! 嘘です! 婚約破棄なんて絶対嫌だぁぁ!!
セシリアぁぁ! 行かないでくれぇぇ!!」

セシリア
(冷たい目で見下ろして)
「……あら。
さきほどまでの威勢はどこへ行きましたの?」

エドワード
「ううっ……だってぇ……。
君が僕に冷たいから、ちょっと意地悪して気を引こうとしただけで……。
大好きなんだよぉぉ……」

セシリア
「はぁ……。
本当に、手のかかる殿下ですこと」

(セシリア、優雅に扇子を開いて口元を隠す)

セシリア
「オーッホッホッホ!
まあよいでしょう。その無様な姿に免じて、今回だけは許して差し上げますわ!」

エドワード
「ほんと!? ありがとうセシリア!
一生ついていきますぅぅ!!」

セシリア
(小声でボソッと)
「……チョロい男」


管理人のワンポイントアドバイス

この台本の一番の見せ場は、エドワード王子の「落差」です。

エドワード役の方へ:「表のセリフ」は、イケボで威厳たっぷりに。「心の声」は早口で情けなく、オタク全開で叫んでください。この切り替えが早ければ早いほど、聴いている人は笑ってしまいます。ラストの足にしがみつくシーン は、プライドを捨てて全力で泣きついてください!

セシリア役の方へ: 王子がどれだけふざけていても、決して笑ってはいけません。最後まで「高貴な悪役令嬢」を貫き、冷ややかな視線(声色)で王子を見下ろすことで、王子の滑稽さがより引き立ちます。最後の「チョロい男」は、呆れ半分・可愛さ半分で!

利用規約

  • この台本は、YouTube、配信アプリ(Spoon/IRIAM等)、音声投稿サイト等で無料でご自由にお使いいただけます。
  • 使用時のご連絡は不要ですが、概要欄などに「サイト名:コエバコ」と記載していただけると嬉しいです。
  • 商用利用、改変もOKですが、自作発言はお控えください。

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この記事を書いた人

「コエバコ」管理人の伊織(いおり)です。 声劇が大好きで、みんなが気軽に遊べる台本置き場を作りました。 読みやすくて、演じていて楽しくなるような台本を目指して書いています。 練習用にも、配信の企画にも、自由に使ってくださいね。あなたの声で物語が完成するのを楽しみにしています。

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