こんにちは、コエバコ管理人の伊織です。
今回は「卒業式後の教室」を舞台にした、先生と生徒の心温まる青春ドラマをお届けします。
素直になれない先生の「嘘」と、生徒たちが仕掛けた「黒板サプライズ」
涙なしには演じられない、青春の締めくくりにぴったりの4人用声劇フリー台本です。
卒業シーズンの特別配信やリスナーさんと一緒に感動を共有したい枠をより一層盛り上げるきっかけになるはずです。
ぜひ、皆さんの素敵な声で、この教室の空気を彩ってみてくださいね。
【こんな方におすすめ】卒業シーズンの特別配信やリスナーを泣かせたい枠に!
この台本は、前半のコミカルな日常風景から一転して、後半でグッと涙を誘う王道の青春ストーリーです。
次のようなシチュエーションや、配信枠の企画にとてもよく合います。
- 卒業や別れの季節に合わせて、少ししんみりする感動的な配信がしたい
- いつもはワイワイ楽しく話している枠だけど、今日はリスナーさんを泣かせたい
- 男女問わず、リスナー参加型のコラボ配信で一緒に演じられる台本を探している
- 「ツンデレな先生」や「個性豊かな生徒たち」など、わかりやすい配役で楽しく掛け合いをしたい
普段の配信とは少し違う、エモーショナルな空気を演出したい時におすすめです。
演者さん同士の息を合わせて、リスナーさんの心に残る温かい時間を作れると良いですね。
4人用・卒業テーマの声劇台本:作品の概要とあらすじ
- 人数:4人(先生1、生徒3)※性別不問、生徒の人数の増減可能
- 時間:約5〜7分
- ジャンル:青春ドラマ / 卒業
- あらすじ:卒業式が終わったあとの教室。担任の先生はいつものように素っ気なくホームルームを終えようとするが、実は今年度で学校を去ることを隠していた。それを知っていた生徒たちは、最後に「あるサプライズ」を仕掛ける。
登場人物とキャラクター設定(先生1名・生徒3名)
- 【先生】:生徒思いだが、素直になれないクールな教師。今年度で転任(または退職)することが決まっているが、生徒には黙っていた。
- 【生徒A】:元気で明るいムードメーカー。感情表現がストレート。
- 【生徒B】:少し斜に構えたクールな性格。先生の嘘にいち早く気づいている。
- 【生徒C】:真面目でしっかり者。クラスのまとめ役。
※生徒役は性別不問です。
※生徒の人数に合わせてセリフを振り分けてください(2人の場合はBとCを統合、5人以上の場合はセリフを分割など)。
声劇フリー台本『さよならなんて言わせない』本編
【先生】
「……はい、というわけで。これにて最後のホームルームを終わる。
卒業証書、無くすなよ。あと、寄り道しないで帰ること。
じゃ、解散」
【生徒A】
「えー! 先生、あっさりと終わらせすぎじゃない!?」
【生徒B】
「ほんとそれ。感動のラストメッセージとかないわけ?」
【先生】
「ない。式で校長先生の話、たっぷり聞いたろ。お腹いっぱいだ」
【生徒C】
「先生、今日くらい素直になってもいいんですよ?
私たちが卒業するの、寂しいんでしょ」
【先生】
「バーカ。せいせいするよ。
お前らうるさいし、課題出さないし、すぐ問題起こすし。
明日から静かな職員室でコーヒー飲めると思うと、ワクワクするね」
【生徒A】
「ひっどーい!
あんなにお世話してあげたのに!」
【先生】
「世話焼いたのはこっちだ。
……ほら、さっさと荷物まとめて出ていけ。俺も鍵閉めて帰るから」
【生徒B】
「帰るって……先生、次はどこに行くの?」
【先生】
「あ? どこって、家だよ」
【生徒B】
「違うよ。……次の赴任先、どこかって聞いてんの」
【先生】
「…………は?」
(一瞬、空気が止まる)
【生徒C】
「隠しても無駄ですよ。
職員室で、他の先生たちが話してるの聞いちゃいましたから」
【生徒A】
「なんで黙ってたのさ!
私たちに何も言わずに、しれっといなくなるつもりだったんでしょ!」
【先生】
「……お前らには関係ないだろ。
教師が替わるなんてよくあることだ。いちいち騒ぐな」
【生徒B】
「関係なくないし。
……最後くらい、ちゃんと言ってよ。
『さよなら』も言えないままとか、一番ムカつく」
【先生】
「……湿っぽいのは嫌いなんだよ。
お前らはこれからのことだけ考えてりゃいいんだ。
俺のことは、過去の笑い話にでもしとけ」
(先生、背を向けて黒板消しを持とうとする)
【先生】
「ほら、黒板消すぞ。邪魔だから退いてろ」
【生徒C】
「……消させません」
【先生】
「あ?」
【生徒C】
「みんな、やって!」
(ガタガタ、と生徒たちが動く音)
(SE:黒板にチョークで文字を書く音があればベター)
【生徒A】
「ここ! 私がここ書くから!」
【生徒B】
「あーもう、字が汚い。もっと詰めろって」
【先生】
「おい、何やってんだお前ら。やめろ」
【生徒C】
「先生は動かないで!
……はい、完成!」
【先生】
「…………これは」
【生徒A】
「へへーん。名付けて、『先生を泣かせよう作戦』大成功~!」
【生徒B】
「寄せ書き、色紙じゃなくて黒板なら、持って行けないでしょ。
だから、目に焼き付けてってよ」
【生徒C】
「先生。
私たち、先生が担任で本当によかったです。
口は悪いし、態度は適当だし、すぐ自習にするけど……。
誰よりも私たちのこと、見ててくれたの知ってますから」
【先生】
「…………」
【生徒A】
「文化祭の時だって、夜遅くまで残って手伝ってくれたじゃん!」
【生徒B】
「進路相談だって、俺が納得するまで何回も付き合ってくれたし」
【生徒C】
「だから……黙って行こうなんて、許しませんよ」
【先生】
「……お前らなぁ……」
(先生、言葉を詰まらせる)
【先生】
「……黒板に落書きしたら、掃除が大変だろうが……」
【生徒A】
「あれー? 先生、声震えてない?」
【先生】
「うるさい。……粉が目に入っただけだ」
【生徒B】
「はいはい、そういうことにしておいてあげる。
……で? 最後になんか言うことないの?」
【先生】
「…………」
(先生、深く息を吸い込む)
【先生】
「……本当に、手のかかる生徒だった。
教師生活で、一番疲れた1年だったよ」
【生徒たち】
(笑い声)
【先生】
「……でも、楽しかった。
お前らの担任になれて、本当によかった。
……ありがとう」
(一瞬の静寂)
【生徒C】
「……はい!
じゃあ、最後はいつも通り、ビシッと締めましょう!」
【生徒A】
「そうだね! 先生、号令!」
【先生】
「……まったく。最後までこき使いやがって」
(先生、少し鼻をすすって、背筋を伸ばす)
【先生】
「3年B組! 起立!」
(椅子を引く音、衣擦れの音)
【先生】
「お前らの未来に、幸あれ!
……礼!!」
【全員】
「ありがとうございました!!!!」
配信がもっと感動的になる!おすすめのBGMと効果音(SE)のタイミング
BGMや効果音を少し工夫するだけで、声劇の臨場感はぐっと高まります。
この台本を上演する際のおすすめの演出アイデアをまとめました。
【前半:ホームルームのシーン】 おすすめBGM:日常感のある明るい曲、少しコミカルな曲
いつも通りの賑やかな教室の雰囲気を出すために、少しアップテンポで楽しい曲を流すのがおすすめです。
先生と生徒たちのテンポの良い掛け合いが引き立ちます。
【中盤:黒板のサプライズシーン】 おすすめSE:チョークで黒板に文字を書く音
生徒Cが「消させません」と言った後、みんなで黒板に書き込むシーンです。
ここでBGMを一度フェードアウトさせてチョークの音だけを響かせると、生徒たちの真剣な想いが際立ちます。
【後半:先生の感謝からラストの号令まで】 おすすめBGM:ピアノやオルゴール調の切ない曲
先生の「……でも、楽しかった。」というセリフのあたりから、静かに感動的な曲をフェードインさせてみてください。
最後の「ありがとうございました!!!!」に向けて音量を少しずつ上げていくと、リスナーの心を大きく揺さぶる感動的なフィナーレを迎えられます。
これらはあくまで一例ですので、演者さん同士で「ここはこんな曲が合いそう」と相談しながら、みなさんだけの素敵な演出を作ってみてくださいね。
泣ける演技のコツ:配信をより盛り上げるワンポイントアドバイス
この台本は、前半の「コミカルな掛け合い」と、後半の「シリアスな感謝」のギャップが泣かせポイントです。
先生役の方へ: 生徒を突き放すような冷たい態度は、全て「寂しさを隠すため」の演技です。最後の号令「3年B組!起立!」は湿っぽくならず、生徒たちの背中を叩くような力強さで叫んでください。
生徒役(A・B・C)の方へ: 3人の性格(元気・クール・真面目)をしっかり演じ分けると、クラスの賑やかさが出ます。黒板サプライズのシーンは、本当に黒板に文字を書いているつもりで、楽しそうにアドリブ(ガヤ)を入れると臨場感が増します。
★ラストの「ありがとうございました!」
ここは全員の呼吸を合わせて、マイクが割れるくらいの全力で叫んでください!これまでの感謝を全て込めるつもりで!
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声劇の臨場感がアップ!録音・配信におすすめの定番機材
配信において、声のクリアさはリスナーが長く枠に留まってくれるかどうかの重要なポイントになります。
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ご自身の配信スタイルに合わせて、ぜひチェックしてみてくださいね。
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- 注意点:パソコンと繋ぐためには、次にご紹介するオーディオインターフェースなどが別途必要になります。
2. BGMや効果音を自在に操るなら:YAMAHA AG03MK2
- 直感的な操作:手元のスライダーでマイクの音量やBGMのバランスをサッと調整できます。台本の展開に合わせて音量を変えるといった演出がスムーズに行えます。
- ループバック機能搭載:パソコンで流しているBGMを、自分の声とミックスして配信に乗せることができるため、声劇枠のクオリティを高める強い味方になってくれます。先ほどのAT2020などのコンデンサーマイクとセットで使うのがおすすめです。
3. 手軽に高音質で始めたい方に:HyperX SoloCast
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- コンパクト設計:デスクの上で場所を取らないため、台本を読んだり画面を見たりする際にも邪魔になりません。手軽にマイクを導入したい初心者の方にぴったりの選択肢です。
少し機材を整えるだけで、皆さんの素敵な声がよりダイレクトにリスナーさんの心へ届く可能性が高まります。
ご自身の予算に合わせて、ぴったりのアイテムを見つけてみてくださいね。
管理人のあとがき:この台本に込めた想い
学生時代の卒業式を思い出しながら、この台本を書きました。
皆さんの周りにも、口を開けば小言ばかりで、でも誰より生徒のことをよく見ている…そんな不器用だけれど温かい先生はいませんでしたか?
実は私自身、学生時代にお世話になった担任の先生がまさにこのタイプでした。
いつもは厳しくて憎まれ口ばかり叩く先生が最後のホームルームでふと黙り込み、少しだけ言葉を詰まらせた瞬間。
あの時、教室の空気が一気に変わったのを今でも鮮明に覚えています。
大人である先生は、生徒の門出のために必死に寂しさを隠そうとします。
でも、一緒に過ごしてきた生徒たちには、そんな強がりは案外すべてお見通しだったりするんですよね。
「素直になれない大人」と、「そんな大人を笑顔で泣かせにいく生徒たち」
あの日の優しくて少しクスッと笑える関係性を声劇という形で残したくて、この『さよならなんて言わせない』という物語が生まれました。
演者さんご自身の学生時代の思い出や、いつも配信を支えてくれているリスナーさんとの絆を重ね合わせながら演じてみてください。
きっと、皆さんの枠ならではの素敵な「最後のホームルーム」になるはずです。


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